忙しい毎日を過ごしていると、1日3食をすべて手作りにするのは現実的に難しいですよね。コンビニでランチを済ませたり、スーパーでお惣菜を買い足したりが日常になってしまいがちです。
こういった便利な食事には添加物が含まれていることが多く、健康に悪影響を及ぼす可能性があると言われています。でも「添加物が悪い」と聞いても、具体的にどの成分がどのように体に影響するのかが分からないと、行動も変わりづらいですよね。最近読んだ本で「リン」が体に与える影響について興味深いエビデンスを見つけました。
加工食品に含まれるリンと老化の関係
リンは、元々は人間の体にとって重要なミネラルの一つで、骨や歯の健康に寄与するだけでなく、細胞のエネルギー生産にも関わる物質です。ただ加工食品に多く含まれるリンは、天然のリンとは異なる形で体内に蓄積しやすいとされています。この過剰なリンが体内に蓄積することで、老化の進行が速まるという研究結果が示されています。
まず、リンの過剰摂取はカルシウムの吸収を阻害し、骨密度を低下させることがわかっています。また血管にカルシウムが沈着しやすくなり、動脈硬化などのリスクも高まるとされています。さらに腎臓にも負担をかけ、腎機能の低下や疲労感を引き起こすこともあるため、若々しさや健康を保つためには注意が必要とのこと。
加工食品を減らすことの重要性
つまり体の若さを保ち、健康を維持するためには、加工食品の摂取を控えることが効果的ということです。特に、保存料や調味料として多用されるリン酸塩(ポリリン酸ナトリウムやリン酸ナトリウムなど)を多く含む食品を避けるのが良いとのこと。
まずはできる範囲で自然の食材を使った手作りの食事を増やし、どうしても加工食品を利用する際には、食品表示を確認し、リン酸塩などの添加物が少ないものを選びたいですね。
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