怒りのコントロール

「アンガーマネジメント診断」というのを会社が全社的にやっていて、受けました。

結果、スコアは低かったです。

怒りをコントロールできていると。

自分としては納得感ある一方、なんか後ろめたさもあります。

人に期待してないから怒りも湧かない、なんて健全とも言い切れない気がして。

「他人は思い通りにならない」という道理から「だから期待しない」と続ければ、当たり前のことにも聞こえますが。

なんか冷たいですよね、見限っている感じ。

いつからか、そうなってしまいました。

ほとんど怒ることがない分、心穏やかではありますが。

実際、期待しているからこそ生じる怒りは、自分のなかで相手の価値を認めているという意味で、大切なことでもあると思います。

いつだったか、不良少年が本気で怒ってくれる大人に出会い更生した、みたいな話を読んだことありました。

これも、自分は社会から見限られていると感じていたところ、誰かに期待される嬉しさを感じての変化ですよね。

過度の期待は甘えや束縛にも転じうる、なんでも程度問題ではありますが。

ますます殺伐感の増す世のなか、本当は人に期待したい。

せめて、大切な人の期待に値する人でありたいなとは思っています。